京都文化博物館で開催される特別展「生誕140年記念 石崎光瑤」は、色鮮やかで華麗な花鳥画を数多く手がけた近代日本画家・石崎光瑤の、関西初となる大規模回顧展。《燦雨》や《白孔雀》をはじめ、初期から晩年にいたる代表作を一堂に集めて公開するとともに、通常は非公開である高野山金剛峯寺奥殿襖絵20面を特別展示する。このうち、8面の《雪嶺》は寺外初公開となる。
「生誕140年記念 石崎光瑤」
会期:2024年9月14日(土)〜11月10日(日)
会場:京都文化博物館 (京都府京都市中京区三条高倉)
京都市京セラ美術館で開催される「GUCCI COSMOS」展は、グッチ(GUCCI)の歴史における、特に代表的なデザインをたどる展覧会。イタリア・フィレンツェにあるグッチのアーカイブ収蔵拠点を通して、グッチを象徴するアイテムが生みだされた過程を紹介する。
「GUCCI COSMOS」
会期:2024年10月1日(火)〜12月1日(日)
会場:京都市京セラ美術館 (京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
京都国立博物館 平成知新館で開催される特別展「法然と極楽浄土」は、法然が開いた浄土宗の歴史と美術を、国宝や重要文化財を含む貴重な名法とともに紹介する展覧会。国宝《阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)》をはじめ、重要な寺院に伝わる寺宝の数々を公開する。
「法然と極楽浄土」
会期:2024年10月8日(火)~12月1日(日)
会場:京都国立博物館 平成知新館 (京都府京都市東山区茶屋町527)
大阪の山王美術館で開催される開館15周年記念展「山王美術館コレクションでつづる 印象派展」は、同館のコレクションから印象派を中心に紹介する展覧会。クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・ゴーガンなど、約30点の絵画を展示する。
「山王美術館コレクションでつづる 印象派展」
会期:2024年3月1日(金)~7月29日(月)
会場:山王美術館 (大阪府大阪市中央区城見2-2-27)
大阪の高島屋史料館で開催される企画展「人間 栖鳳」は、近代日本画の巨匠・竹内栖鳳の展覧会。生涯を通じて高島屋と深い関わりを持った栖鳳の生涯を、高島屋史料館が所蔵する代表作や書簡を通して紹介する。
「人間 栖鳳」
会期:2024年3月9日(土)〜7月1日(月)
[第1部 3月9日(土)〜5月6日(月・振) / 第2部 5月18日(土)〜7月1日(月)]
会場:高島屋史料館 (大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-25 髙島屋東別館 3F)
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が大阪に展開するエスパス ルイ・ヴィトン大阪では、アイザック・ジュリアン(Isaac Julien)の個展「Ten Thousand Waves」を開催。中国文化へのオマージュとして制作されたヴィデオ・インスタレーション《Ten Thousand Waves》を日本初公開する。
アイザック・ジュリアン 個展「Ten Thousand Waves」
会期:2024年3月27日(水)〜9月22日(日)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン大阪 (大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F)
大阪の国立民族学博物館で開催される特別展「日本の仮面──芸能と祭りの世界」は、日本各地の資料約700点を一堂に集め、仮面の多様性を紹介する展覧会。島根・出雲の神楽、鹿児島・硫黄島の八朔太鼓踊りや奄美の島々の豊年祭など、仮面を用いた各地の芸能や祭りを取り上げ、その様相と多様性を面や映像を通して紹介する。
みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面──芸能と祭りの世界」
会期:2024年3月28日(木)~6月11日(火)
会場:国立民族学博物館 (大阪府吹田市千里万博公園10-1)
大阪の正木美術館で開催される展覧会「生きとし生けるもの ─水墨世界の動物たち─」では、東洋古美術品を軸とする所蔵作品を、「動物」に着目して紹介。良詮筆・乾峯士曇《騎獅文殊図》や虎関師錬賛《騎獅文殊図》(ともに重要文化財)などの動物画を展示する。
「生きとし生けるもの ─水墨世界の動物たち─」
会期:2024年4月6日(土)〜7月7日(日)
会場:正木美術館 (大阪府泉北郡忠岡町忠岡中2-9-26)
大阪の堺 アルフォンス・ミュシャ館で開催される企画展「イリュストラシオン ミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵」は、アルフォンス・ミュシャの挿絵に着目する展覧会。19世紀末フランスの児童書『白い象の伝説』のために手がけた挿絵下絵の原画全20点をはじめ、初期から円熟期にいたるミュシャの挿絵を紹介するほか、同時代のアール・ヌーヴォーの挿絵本も展示する。
「イリュストラシオン ミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵」
会期:2024年4月6日(土)〜7月28日(日)
会場:堺 アルフォンス・ミュシャ館 (大阪府堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館)
大阪の中之島香雪美術館で開催される特別展「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより」は、風景版画で双璧をなす絵師、葛飾北斎と歌川広重に光をあてる展覧会。江戸東京博物館の所蔵品より、北斎の「冨嶽三十六景」、広重の「東海道五拾三次之内」や「名所江戸百景」など、代表作を公開する。
「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより」
会期:2024年4月13日(土)〜5月26日(日) 前後期で大幅な展示替えあり
会場:中之島香雪美術館 (大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4F)
大阪のあべのハルカス美術館で開催される展覧会「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」では、名古屋・徳川美術館の所蔵品を紹介。尾張徳川家に伝えられた大名道具を擁する同館の所蔵品から、現存最古の源氏絵《源氏物語絵巻》(国宝)や、徳川家光の長女・千代姫が尾張徳川家に嫁ぐ際に持参した《初音の調度》(国宝)などを紹介する。
「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」
会期:2024年4月27日(土)〜6月23日(日)
会場:あべのハルカス美術館 (大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16F)
大阪歴史博物館では、特集展示「—わたしが難波橋のライオン像をつくりました!!—なにわの彫刻家・天岡均一没後100年記念展」を開催。大阪の「難波橋」に設置されている石造のライオン像を手がけた彫刻家の天岡均一に光をあて、希少な作品を公開する。
「—わたしが難波橋のライオン像をつくりました!!—なにわの彫刻家・天岡均一没後100年記念展」
会期:2024年5月8日(水)〜7月8日(月)
会場:大阪歴史博物館 (大阪府大阪市中央区大手前4-1-32)
大阪中之島美術館で開催される「没後30年 木下佳通代」展は、関西の戦後美術を代表する美術家・木下佳通代を紹介する、日本国内の美術館では初にして最大規模の展覧会。初期作から代表作、絶筆とされる作品にいたる120点以上の作品を通して、「存在とは何か」をテーマに活動を始めた木下の全貌を紹介する。
「没後30年 木下佳通代」
会期:2024年5月25日(土)~8月18日(日)
会場:大阪中之島美術館 (阪府大阪市北区中之島4-3-1)
大阪の国立国際美術館で開催される特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」は、現代美術家・梅津庸一の活動をたどり、「人がものをつくる」という可能性を再考する展覧会。絵画やドローイング、陶芸、版画といった作品制作ばかりでなく、私塾「パープルーム」などを主宰する、幅広い活動を紹介する。
「梅津庸一 クリスタルパレス」
会期:2024年6月4日(火)〜10月6日(日)
会場:国立国際美術館 (大阪府大阪市北区中之島4-2-55)
大阪中之島美術館で開催される展覧会「開創1150年記念 醍醐寺 国宝展」は、大阪では初となる、醍醐寺の大規模な名宝展。《文殊渡海図》(国宝)、快慶作《不動明王坐像》や俵屋宗達筆《舞楽図》(いずれも重要文化財)など、醍醐寺に伝えられてきた寺宝の数々とともに、醍醐寺の歴史と美術を紹介する。
「開創1150年記念 醍醐寺 国宝展」
会期:2024年6月15日(土)~8月25日(日)
会場:大阪中之島美術館 (大阪府大阪市北区中之島4-3-1)
大阪のあべのハルカス美術館では、開館10周年を記念した展覧会「広重 ─摺の極─(すりのきわみ)」を開催。「東海道五拾三次(保永堂版)」をはじめ、浮世絵師・歌川広重が作品約330点を、初期から晩年にいたるまで幅広く紹介する。
「広重 ─摺の極─」
会期 :2024年7月6日(土)~9月1日(日)
会場 :あべのハルカス美術館 (大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16F)
大阪市立自然史博物館で開催される特別展「ネコ」は、哺乳類のなかでも肉食に特化した「究極のハンター」ネコ科に焦点を合わせた展覧会。ライオンやマヌルネコといったクールな野生ネコ科動物から、身近なペットとして人間と共存しているイエネコまで、ネコ科が持つ魅力を紹介する。
「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち~
会期:2024年7月13日(土)~9月23日(月・祝)
場所:大阪市立自然史博物館 (大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23)