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“冒険する子どもたち”に着目する展覧会が長野・安曇野ちひろ美術館で、絵本『不思議の国のアリス』など紹介

展覧会「ちひろ美術館コレクション 冒険する子どもたち」が、2023年11月30日(木)まで、長野・安曇野ちひろ美術館にて開催される。

“冒険する子どもたち”に着目

ドゥシャン・カーライ(スロヴァキア)『ミオよ、わたしのミオ』より 2004年
ドゥシャン・カーライ(スロヴァキア)『ミオよ、わたしのミオ』より 2004年

世界の絵本画家の作品を展示する絵本美術館・安曇野ちひろ美術館では、“冒険や探検をする子どもたち”を描いた作品をセレクトした展覧「冒険する子どもたち」を開催。非現実的な景色や、一生懸命な主人公の姿を、世界中の絵本画家たちが想像力を膨らませて描いた絵本を紹介する。

『不思議の国のアリス』や『ニルスの不思議な旅』

アンドレア・ペトルリック・フセイノヴィッチ(クロアチア)『 不思議の国のアリス』より 2002年
アンドレア・ペトルリック・フセイノヴィッチ(クロアチア)『 不思議の国のアリス』より 2002年

ここでは、イギリスのルイス・キャロルが書いた女の子の冒険物語『不思議の国のアリス』と、女性初のノーベル文学賞を受賞したスウェーデンのセルマ・ラーゲルレーヴによる『ニルスの不思議な旅』の2作品をピックアップ。

まず『不思議の国のアリス』は、今回の展示ではクロアチアの絵本画家アンドレア・ペトルリック・フセイノヴィッチによる作品で紹介する。ルイス・キャロルによる原作とは趣が異なり、明るく鮮やかな色彩に溢れる世界を描きつつも、不条理な物語を綴っている。

ボリス・ディオドロフ(ロシア)『ニルスの不思議な旅』より 1980年
ボリス・ディオドロフ(ロシア)『ニルスの不思議な旅』より 1980年

一方の『ニルスの不思議な旅』は、誰にも好かれない乱暴者のニルスが、小人に体を親指ほどの大きさにされ、ガンの群れとともにスウェーデン各地を旅するという物語。本展では、ロシア出身のボリス・ディオドロフによる『ニルスの不思議な旅』が展示される。彼による作品は、エッチングの手法を用いて細密に場面が描かれており、鳥の群れは暗い画面の中で白く浮かび上がるように見えるのが特徴だ。

このほか会場では、『ピノキオの冒険』や『ミオよ、わたしのミオ』といった作品が展示される。

展覧会概要

展覧会「ちひろ美術館コレクション 冒険する子どもたち」
会期:2023年9月9日(土)~11月30日(木)
※会期は予告なく変更になる場合あり
会場:安曇野ちひろ美術館 展示室3
住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24
開館時間:10:00~17:00
休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)
出展作品数:約30点
料金:大人900円 / 高校生以下無料
※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円
※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料
※年間パスポート3,000円

【問い合わせ先】
TEL:0261-62-0772
(受付時間:10:00~17:00)
※3月 10:00~16:00/GW/8月 9:00~17:00、休館日、冬期休館期間中を除く

Photos(3枚)

“冒険する子どもたち”に着目する展覧会が長野・安曇野ちひろ美術館で、絵本『不思議の国のアリス』など紹介|写真1 “冒険する子どもたち”に着目する展覧会が長野・安曇野ちひろ美術館で、絵本『不思議の国のアリス』など紹介|写真2 “冒険する子どもたち”に着目する展覧会が長野・安曇野ちひろ美術館で、絵本『不思議の国のアリス』など紹介|写真3

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