中谷芙二子(なかや ふじこ)は、日本のアーティスト。1933年生まれ。世界で初めて人工雪の結晶作りに成功した物理学者・中谷宇吉郎の娘。ビデオやアート分野で黎明期から活躍。 代表作としては、「霧の彫刻」が上げられ世界各地で発表し続けており、「霧のアーティスト」として知られている。 「霧の彫刻」は、人工的に霧を発生させる作品で、純粋な水のみを使用し、高圧ポンプと独自に開発した微粒子ノズルによって霧を発生させる。風や気温、湿度、天気などに応じてその濃度や形を変化させる霧、さらにその舞台は中谷の細かなプランからなり、「霧の彫刻」とされる。