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展覧会「ロートレックとベル・エポックの巴里―1900年」福岡で、ポスターや版画・絵画など314点

展覧会「ロートレックとベル・エポックの巴里―1900年」が、2021年12月18日(土)から2022年2月6日(日)まで、福岡の北九州市立美術館にて開催される。

華やかな「ベル・エポック」時代を象徴するロートレック作品

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ディヴァン・ジャポネ》1893年 個人蔵
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ディヴァン・ジャポネ》1893年 個人蔵

「ロートレックとベル・エポックの巴里―1900年」では、パリの文化や産業が大きく発展した19世紀末から20世紀初頭にかけての「ベル・エポック」と、当時を象徴する画家のアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックに着目。

パリの文化が花開いた「ベル・エポック」

“美しき時代、良き時代”を意味する「ベル・エポック」の時代において、地下鉄の開通や電気の街灯設置など、パリが急速に都市化を遂げた。同時に、多くの新聞・雑誌の出版、映画の上映、ダンスや音楽を楽しめるホールの開設など、大衆文化が隆盛。美術界においても象徴主義やアール・ヌーヴォー、フォーヴィスムなどの美術運動が起こるなど、パリの人々は第一次世界大戦までのつかの間、享楽的な雰囲気に包まれていた。

ロートレックの多色刷りポスター、ミュシャやドガなどの絵画も

ロートレックは、当時新しい表現方法として注目されていた多色刷りポスター作品を多数手がけ、この華やかな「ベル・エポック」の空気を描き出した。会場には、ロートレックの多色刷りポスター5点を含む版画76点が勢揃いする。

加えて、ドガやミュシャ、デュフィなど、「ベル・エポック」に活躍した35作家の油彩、水彩、パステル、版画など128点も展示。文化が花開き、発展に湧くパリの当時を物語る作品の数々を目にすることができる。

【詳細】
「ロートレックとベル・エポックの巴里―1900年」
開催期間:2021年12月18日(土)~2022年2月6日(日)
会場:北九州市立美術館 本館 企画展示室
住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
TEL:093-882-7777
開館時間:9:30~17:30(ただし入館は17:00まで)
休館日:月曜日・年末年始
※ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館日
入場料:一般 1,200(1,000)円、高大生 800(600)円、小中生 600(400)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示した人は無料。北九州市在住の65歳以上は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
※前売り券は、ローソンチケット(ローソン、ミニストップ)、チケットぴあ(チケットぴあ店舗、セブン-イレブン)、セブンチケット(セブン-イレブン)、e+イープラス(ファミリーマート)、小倉井筒屋、北九州モノレール主要駅で販売。
※ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、e+イープラスについては、展覧会開催中は当日料金での販売。

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展覧会「ロートレックとベル・エポックの巴里―1900年」福岡で、ポスターや版画・絵画など314点|写真1

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