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日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設

東京都の都市再生プロジェクトにおける「内幸町一丁目街区」のまちづくり計画がスタート。「帝国ホテル 東京」が建て替えとなるほか、新たな商業ゾーンやオフィスが建設される。全体の完成は2037年度以降を予定。

  1. 日比谷公園と繋がる街づくり、内幸町エリアが生まれ変わる
  2. <北地区>商業施設やオフィスを備えるノースタワー
  3. <北地区>「帝国ホテル 東京」建て替え
  4. <中地区>NTTグループと帝国ホテルによるホテルが入るセントラルタワー
  5. <南地区>商業ゾーンやホテルで構成されるサウスタワー
  6. 日比谷公園と街全体が一体化
  7. 再開発概要

日比谷公園と繋がる街づくり、内幸町エリアが生まれ変わる

日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真5

「内幸町一丁目街区」は、有楽町一丁目街区とともに、大手町・丸の内・有楽町・霞が関・銀座・新橋・虎ノ門など、首都東京における重要拠点の結節点であり、 日本有数の都市公園である日比谷公園に隣接するエリア。

“日比谷公園と街をつなぐ”という「TOKYO CROSS PARK構想」のもと、三井不動産、帝国ホテル、NTT都市開発など計10社がタッグを組み、再開発を進める。駅・まち・公園を一体化した誰もが訪れやすい場所、最先端技術などを活用した国際ビジネス交流拠点、そして高度防災・環境都市となることを目指していく。なお、街づくり規模としては都内最大級、延床約110万㎡を誇る。

3つの新高層タワー

日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真6

計画地内は、北地区・中地区・南地区で構成。それぞれの地区には超高層タワーが新たに建設され、よりスケールの大きい都市景観に生まれ変わる。北地区には、完全建て替えとなる「帝国ホテル 東京」新本館も整備される。

<北地区>商業施設やオフィスを備えるノースタワー

北街区のノースタワーは、地下4階、地上46階で高さ約230m。商業施設、サービスアパートメント、オフィス、賃貸住宅等を備える。

<北地区>「帝国ホテル 東京」建て替え

「帝国ホテル 東京」建て替え - タワー館は2030年度、本館は2036年度完成予定
「田根剛氏による帝国ホテル 東京 新本館イメージパース」
※検討段階のものであり今後行政協議等により変更となる可能性がある
Image:Atelier Tsuyoshi Tane Architects

2036年度に完成予定の「帝国ホテル 東京」新本館はホテル・宴会場などとして利用される予定。設計は、『エストニア国立博物館』『新国立競技場・古墳スタジアム(案)』『弘前れんが倉庫美術館』『アル・サーニ・コレクション財団美術館(2021年秋完成予定)』などで知られるフランス在住の建築家 田根剛が手掛ける。

一方、2030年度に完成予定のタワー館には、オフィス、商業、サービスアパートメントなどが入居する予定。タワー館は帝国ホテルと三井不動産との共同開発で進められる。

<中地区>NTTグループと帝国ホテルによるホテルが入るセントラルタワー

中地区のセントラルタワーには、オフィスや商業ゾーン、NTT グループと帝国ホテルによるスモールラグジュアリーホテル、ホール、産業支援施設、宴会場を備える。地下6階、地上46階で、高さはノースタワーと同じく約230mとなる予定だ。

<南地区>商業ゾーンやホテルで構成されるサウスタワー

南地区に位置する地下5階、地上43階のサウスタワーは、オフィス、商業ゾーン、“well-being”をテーマにしたホテル、ウェルネス促進施設などを展開。街に集う人々の文化交流拠点を生み出し、サービスや「おもてなし」をより一層充実させる。

日比谷公園と街全体が一体化

日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真3

憩いの場である日比谷公園を街と繋ぐ「2つのデッキ状の道路上空公園」や、歩行者ネットワークを新たに整備。2ヘクタールもの広さを誇る、都心最大級の大規模広場を人工地盤上に作り、地上31メートルの高さに基壇部上広場を新設するなど、パブリックスペースを拡充し、エリア内のアクセスをより便利にしつつ駅と街、公園が一体化した空間を形成。これまでより開かれた賑わいあふれる空間を創出する。

また、次世代都市オペレーティングシステムの実証と実装フィールドを構築し、それを活用した新たなビジネス・サービス創造支援機能を強化。さらに脱炭素社会の実現に向けた新たなエネルギーシステムの導入や、地域防災力の強化も見込んでいる。

再開発概要

「内幸町一丁目街区」まちづくり計画
全体完成予定:2037年度以降
住所:東京都千代田区内幸町1-1
・北地区(約2.4ha)
新本館(ホテル、宴会場など):2036年度完成予定
タワー館(オフィス、商業、サービスアパートメントなど):2030年度完成予定
・中地区(約2.2ha):2029年度完成予定
用途:オフィス、商業、ホテル、ホール、産業支援施設など
・南地区(約1.9ha):2028年度完成予定
用途:オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設など
※記載内容は変更になる場合あり。

Photos(8枚)

日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真1 日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真2 日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真3 日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真4 日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真5 日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真6 日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真7 日比谷公園と接続「内幸町一丁目街区」再開発 -「帝国ホテル 東京」建て替え、3つの高層ビルに商業施設|写真8

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