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「貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」北海道立三岸好太郎美術館で - ふたりの洋画家の歩みを紹介

特別展「北菓楼30周年記念 貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」が、北海道立三岸好太郎美術館にて、2021年6月26日(土)から9月1日(水)まで開催される。

三岸好太郎・節子の二人展

三岸好太郎《旅愁》1934年 平塚市美術館寄託(国際興行コレクション)
三岸好太郎《旅愁》1934年 平塚市美術館寄託(国際興行コレクション)

特別展「北菓楼30周年記念 貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」は、大正から昭和初期を代表する洋画家・三岸好太郎と、そのパートナーであり女流洋画家の先駆的存在として活躍した三岸節子を紹介する展覧会だ。

1903年、札幌に生まれた三岸好太郎は、画家を志して上京。女子美術学校に通う吉田節子と出会って結婚し、ともに春陽会展、独立美術協会展で活躍した。独自のロマンティックな世界を描いて注目を集めたものの、1934年、甘美で詩的な「蝶と貝殻」シリーズを発表したのち、「貝殻旅行」と称した夫婦旅行の直後に31歳で急逝した。

三岸節子《自画像》1925年 一宮市三岸節子記念美術館蔵
三岸節子《自画像》1925年 一宮市三岸節子記念美術館蔵
©︎MIGISHI

一方、1905年に愛知の一宮で生まれた節子は、上京後に岡田三郎助の画塾を経て、女子美術学校(女子美術大学)で学んだ。結婚後は春陽会展、独立美術協会展で頭角をあらわし、好太郎の死後も画家として活躍。49歳で渡仏して、南仏を拠点に重厚な色彩とマチエールを特徴とする絵画を手がけた。

約20年ぶりの二人展となる本展では、好太郎の《のんびり貝》や《旅愁》、節子の《さいたさいたさくらがさいた》や《自画像》など、三岸好太郎・節子の作品を展示し、ふたりの軌跡と鮮烈な絵画世界を紹介する。

展覧会概要

特別展「北菓楼30周年記念 貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」
会期:2021年6月26日(土)〜9月1日(水)
会場:北海道立三岸好太郎美術館
住所:北海道札幌市中央区北2条西15丁目
休館日:月曜日(8月9日(月・休)は開館)、8月10日(火)
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
入場料:一般 1,100円(900円)、高大生 600円(400円)、中学生 300円(200円)、小学生以下 無料(要保護者同伴)
※( )内は前売料金
※料金はいずれも税込
※10名以上の団体、リピーター、アートギャラリー北海道相互割引は前売料金と同額(リピーター割引は、道立美術館で開催された特別展の半券を提示した場合の料金(有効期限は半券に記載)、また、アートギャラリー北海道相互割引は、同館との相互割引実施館の展覧会半券を提示した場合の料金、いずれも1枚につき1人1回限り有効)
※65歳以上は、当日料金を前売料金で入場可(年齢のわかるものを提示)
※障害者手帳などの所持者と介護者1名は無料
※展覧会などの予定は変更となる場合あり(最新情報は展覧会ホームページにて確認)

【問い合わせ先】
北海道立三岸好太郎美術館
TEL:011-644-8901

Photos(2枚)

「貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」北海道立三岸好太郎美術館で - ふたりの洋画家の歩みを紹介|写真1 「貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」北海道立三岸好太郎美術館で - ふたりの洋画家の歩みを紹介|写真2

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