坂部三樹郎×堀内太郎のトークショー「ファッションデザイナーがアートに出会うとき」開催 - 予約制、参加無料

東京・五反田のルーヴル - DNPミュージアムラボでは、2012年9月1日(土)に、ファッションデザイナーの坂部三樹郎(MIKIO SAKABEデザイナー)と、ファッションデザイナー堀内太郎(TARO HORIUCHIデザイナー)の2人を迎え「ファッションデザイナーがアートに出会うとき」と題したトークショーを開催。ファッションとアートの関係について「現代」の視点から探る。現在予約受付中、参加無料。

坂部三樹郎は、でんぱ組やChim↑Pomなどのアーティストとの共演など、常に型破りな表現を展開。一方、堀内太郎はアートや建築などへの審美眼を持ち、洗練された洋服づくりに注目が集まる。ともにヨーロッパへの留学経験を持ち、西欧文化の歴史に裏打ちされたクリエーティビティを体感、その経験を表現に生かしている注目のデザイナー。ナビゲーターは、元ハイファッションの編集者で、ファッションエディターの西谷真理子。ファッションデザイナーの制作活動において、アートはどのような存在なのかトークを通して探求する。

現在、ルーヴル – DNPミュージアムラボでは「ゴヤの《青い服の子供》ルーヴル美術館のスペイン絵画コレクションに入るまで」を開催中。トークショー後にはこの展覧会もあわせて楽しめる。

イヴ・サン＝ローラン所有の幻の名画、ゴヤ「青い服の子供」の情報はこちらのページでチェック：
イヴ・サン＝ローランが所有していた幻の名画、ゴヤの《青い服の子供》がルーヴルより初来日

【イベント情報】

日時：2012年9月1日(土)

トークショー：14:30～16:00 (開場14:00)、第9回展特別鑑賞会16:00～閉館18:00

定員：100名 (満員となり次第締切)/予約制、参加無料

申込方法：
ホームページ http://museumlab.jp

または、ルーヴル –DNPミュージアムラボカスタマーセンター TEL：03-5435-0880

住所：東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル1Ｆホール

【出演者プロフィール】

■坂部三樹郎(MIKIO SAKABE デザイナー)

2006年アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を首席で卒業。2007-08年秋冬シーズンのパリコレクションにプレゼンテーションという形で公式参加。2011年春夏コレクションでは代々木体育館で現代アーティストChim↑pom とコラボレーションショーを発表。2011年秋冬コレクションでは、TSUTAYA六本木でコレクションと秋葉原アイドルでんぱ組.incのライブを混じえたショーを発表。ベルサール渋谷ファーストで行った2012-13年秋冬コレクションショーでは初のメンズコレクションを発表、東京から世界に向けて、新しいジェンダーを提案した。

■堀内太郎(TARO HORIUCHI デザイナー)

1982年東京生まれ。15歳でイギリスに渡る。ロンドンキングストン大学で写真を専攻。その後、服飾科に進む。2003年アントワープ王立美術アカデミーに入学。2007年同校を首席で卒業。イタリアのコンペティションITSでディーゼル賞を受賞し、ディーゼルとのカプセルコレクションを発表。21_21DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン)の「ヨーロッパで出会った新人達」展に参加。2008年渡仏。2009年に帰国後ブランド「TARO HORIUCHI」を立ち上げる。服以外にもジュエリー、家具、アートピースの制作を行っている。

■西谷真理子(ファッションエディター)

1974年文化出版局入社、1980～82年パリ支局勤務。『装苑』『ハイファッション』などに在籍し、副編集長を務める。雑誌休刊後、2010年から2012年6月までハイファッションのウェブマガジンのチーフ・ディレクター。編著に『ファッションは語りはじめた』(フィルムアート社)、『感じる服考える服：東京ファッションの現在形』(以文社)がある。