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「コレクション展 歿後20年 若林奮」豊田市美術館で - 素描「100の羨望」全101点を紹介

愛知の豊田市美術館では、「コレクション展 歿後20年 若林奮」を、2023年10月21日(土)から12月24日(日)まで開催する。

初期から晩年に至る若林奮の作品を紹介

若林奮 《100粒の雨滴I》 1976年
銅、鉄、真鍮 12.6×100.0×100.0cm 豊田市美術館蔵
©︎WAKABAYASHI STUDIO
若林奮 《100粒の雨滴I》 1976年
銅、鉄、真鍮 12.6×100.0×100.0cm 豊田市美術館蔵
©︎WAKABAYASHI STUDIO

若林奮(わかばやし いさむ)は、戦後の日本美術を代表する彫刻家のひとりだ。その作品は、装飾的なものを削ぎ落とした禁欲的な形態、鉄や硫黄などを素材とする緊張感に満ちた表面を特徴としている。

若林奮 《水没の振動尺》 2002年
紙、鉄、綿、銅、インク サイズ可変 豊田市美術館蔵
©︎WAKABAYASHI STUDIO
若林奮 《水没の振動尺》 2002年
紙、鉄、綿、銅、インク サイズ可変 豊田市美術館蔵
©︎WAKABAYASHI STUDIO

若林の作品に見られる寡黙さと繊細な詩情は、作家独自の深い思索から生まれている。すなわちそれは、彫刻とはどのようにありうるかという、彫刻への根源的な問いであり、自然や事物を自己という唯一の存在を尺度として認識しようとする、具体的で私的な探求である。

若林奮 《100の羨望I》 1967/71年
インク、クレヨン、水彩、紙 38.0×53.9cm 豊田市美術館蔵
©︎WAKABAYASHI STUDIO
若林奮 《100の羨望I》 1967/71年
インク、クレヨン、水彩、紙 38.0×53.9cm 豊田市美術館蔵
©︎WAKABAYASHI STUDIO

「コレクション展 歿後20年 若林奮」では、豊田市美術館が収蔵する、日本有数の若林作品のコレクションをまとめて紹介。「100粒の雨滴」や《水没の振動尺》など、初期から晩年に至る作品を公開するほか、若林が晩年まで秘蔵し、亡くなる前年の2002年に同館が寄贈を受けた素描「100の羨望」101点をすべて展示する。

展覧会概要

「コレクション展 歿後20年 若林奮」
会期:2023年10月21日(土)〜12月24日(日)
会場:豊田市美術館 展示室1〜3
住所:愛知県豊田市小坂本町8-5-1
開館時間:10:00〜17:30(入場は17:00まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 300円(250円)、高校・大学生 200円(150円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※観覧料の減免対象者および割引などについては、美術館ウェブサイトを確認のこと
※本展は、同時開催の企画展「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」の観覧券で観覧可
※素描作品は会期中に展示替えあり(前期 10月21日(土)〜11月19日(日) / 後期 11月21日(火)〜12月24日(日))

【問い合わせ先】
豊田市美術館
TEL:0565-34-6610

Photos(4枚)

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